院長ブログ

  • 今日も早びけ、勉強会

    2016.10.14 | 院長ブログ | comment:0

    今日も早びけして勉強会に行ってきました

    例によって、尿道外科のセミナー

    「外科が好きなんですね」

    とよく言われますが

    違います

    内科は、毎週送られてくる雑誌をヒ―ヒ―言いながら倍くらい読んでます

    元剣道家の自分としては

    できれば音無しの構えで切らずに済ませたい

    人の子切って何が楽しいねん

    そう思ってます

    ただまあ、そうもいかないので、やたらめったらメスを抜く

    そんな次第です

    抜く以上は絶対勝たなければいけないのは、武道と同じ

    できれば少しでも有利な条件で戦いたい

    例えるなら

    太陽を背にして

    「小次郎破れたり!!」

    と叫んで始めたい

    「巌流島」の画像検索結果

    そう思って今日も明日も勉強です

  • 今日はだんじり

    2016.10.9 | 院長ブログ | comment:0

    今日はだんじり

    病院としてはちょっと、ゆっくりさせてもらってます

    最近忙しいので、こういう日もあっていいかな

    まあ、継続治療が必要な子が多いので、まるっと閉めるのが難しい・・・

    前も後ろも道路があるから、だんじりが通るから閉めますと言い訳もできず

    そうそう

    先日、膀胱破裂、横隔膜破裂、肋骨のしたで腹壁が破れて腸と肝臓が飛び出して、瀕死だった猫ちゃんは無事退院しました

    術後、2日程ICUでノビてましたが、無事復活

    今日検診して順調なようです

    一部心配されていた方、御安心を

    rimg0120

    今までうちに来てなかっただけかもしれませんが、最近交通事故が多いです

    下顎、上顎両方骨折、今回の子等々・・・

    外に出さなければ事故は起こりません

    出さんときましょう

     

  • 誕生日おめでとう

    2016.10.7 | 院長ブログ | comment:0

    今日外来の合間を見て看護師の子の誕生日会を実施しました

    本当は昼にしたかったのですが、外来、手術で準備不可

    スマンこってす

    tannjyoubi

    ハッピーバースデーの歌の後は全館消灯して

    嘘です、言いすぎました

    待合のみ点灯して蝋燭を吹き消す

    短い時間でしたがまあまあかな

    うちの子供も乱入して、一緒にケーキ食ってると何だか、全員本当の家族の様な感じがして不思議です

    しかし、なあ

    うちは本当の子供も女、嫁も一応女、バイトの子も女、シルバーのおばちゃんも女

    男は俺一人・・・

    ハーレムのはずなのに

    男はツライよ

    otokoha

     

  • 膀胱破裂 横隔膜破裂

    2016.10.3 | 院長ブログ | comments:2

    現在25時

    横隔膜破裂、膀胱破裂の整復、無事終了

    当院、通常戦力で地域で一番最後まで営業しているのでこういう事もあります

    他院が閉まってから、翌朝まで

    空白の時間

    技術、スタッフの錬度、設備、士気

    うちが最後の砦になる瞬間がある

    なんて

    自身過剰ですね・・・

    I  AM  THE  LAST MAN  STANDING !!

    八時半までの男

    八時半以降は夜間へ

    http://er-amc.jp/index.html

     

  • 名古屋でセミナー

    2016.9.15 | 院長ブログ | comment:0

    本日休診

    名古屋でセミナーに行ってきました

    nagoya

     

    内容は整形外科、主に新型の骨折器具の細かい使用方法について

    滞在五時間

    味噌カツなし

    生中×2あり

    せめて味噌カツ・・・

    明日もセミナーで七時終了

    御迷惑お掛け致します

     

     

  • 当院は安全に力を入れております

    2016.8.18 | 院長ブログ | comment:0

    お盆があけ、物流が再開してきました

    お盆中も、当院は通常営業していたのですが、それはいいとして

    お盆や正月は物流が止まるのが困りもの

    検査機関も止まるので結構困っちゃうんですよね

    それで今日色々ドっと送られてきて

    その一つがこれ

    RIMG0029

    喉頭カニューレ

    気管切開時に使用します

    うちは声帯切除や軟口蓋切除などノドの手術も結構やるので安全のため購入しています

    当院は安全に力をいれております

    安心は根拠のない、心のありかたなので費用がかからなくて便利ですが

    安全は具体的に対策をたて一つ一つ準備をする事なので、地味ですが費用と手間がかかります

    たまーに手術希望の飼主様で

    どんな対策してますか?

    とか聞かれると

    「私、失敗しませんから」

    ってどっかのドラマの女医みたいな事を言って、安心が欲しい欲しいんだろうな~

    って分かっていても

    ここは当代一の根性曲がりの私

    「世界一の血管シーリングシステムと電気メスと、いい糸を使ってます」

    安全について即答です

    特に、「いい糸使ってます」発言は小馬鹿にされますが、なんでだろ?

    分かっていても、反応みるため言っちゃうんですよね

    もっと商売上手にならねば

  • 筒状包皮を利用した会陰尿道ろう造ろう術をアップしました

    2016.8.15 | お知らせ, 院長ブログ | comment:0

    症例紹介の軟部外科にアップしました

    雄猫の尿道結石による閉塞に実施します

    従来法に比べ

    ①包皮という自然な排泄路を使用するために外観が元のまま

    ②従来法は尿道の広い所を皮膚の所まで引っ張ってきて縫うため、太っている子、大型の個体では術後創口が引っ張られて、飲み込まれたりと再閉塞のリスクがあったが、筒状包皮を利用すれば、柔軟な粘膜を皮下の深い所に引っ張っていって縫合するため、それがありません

    ③尿路の自然な排泄路を利用するため、術後の尿焼けがない

    など各種の、メリットがあります

    もし必要な事があれば、御相談ください

     

  • 年齢!?関係ないよ

    2016.8.11 | 院長ブログ | comment:0

    今日、ひさ―しぶりに検診に来てくれたモモちゃん

    あんまり来てくれなくて、インスリンだけ取りにきはるから

    生きてるんかな、シャブ打ちにでも使われてるんじゃねーか?と心配するほど

    (実際は別の飼主さんの散歩情報で生存確認済み)

    RIMG0019

    当月とって16歳7カ月

    現在糖尿病治療を始めて2年9カ月

    まだまだ元気です

    最初に来た時は9キロで床ズレで骨盤が見えているくらいでしたが、今は元気です

    この子を見てつくづく思うのは

    年齢を理由に治療を拒否する人の事

    たぶん、僕が思うに年齢を重ねて治療が難しくなるのは、加齢によって生体の恒常性が保てなくなるからなんじゃないか

    と思います

    図にするとこんな感じ

    RIMG0022

    赤線が体調、黒線は体調が自力で戻せる範囲

    年を取ると

    RIMG0023

    こんな感じ、戻せる範囲がだんだん狭くなっていく

    自分の中ではそんなイメージです

    例え、死にかけていても自力で戻せる範囲に戻してやれば、

    時々点滴なり、インスリンなり補充してやれば、狭い範囲なりに生体の恒常性は保てます

    モモちゃんに学ぶ事

    諦めるのはまだ早いんじゃないかな

    そういう事です

     

  • 症例紹介に犬歯の切断症例をアップしました

    2016.8.7 | お知らせ, 院長ブログ | comment:0

    症例紹介に犬歯の切断をアップしました

    その他の症例に紹介されています

    攻撃性の強い子の攻撃力を弱めるために犬歯を切断します

    大きな怪我をしにくくなります

    攻撃行動・・・

    性格、飼育環境、飼主の性格、行動など多様な因子が関係して起こるため

    行動学の分野になり、どうしてもしつけで対処、という事になる事が多いですが

    個人的にはしつけでどうこうなるものではない

    と思っています

    実際に自分の症例で指を飛ばされた飼主さんなんかも経験しており

    安楽死も選択に入ってくる事も多いです

    あまりやりたくないですが、やってはいます

    ご検討ください

    ただし、攻撃性の問題に関しては飼主の問題も大きい事も多いので

    この手の相談は電話での相談は受付ません

    あしからず

     

     

     

  • 骨折のプレートがまた来ました

    2016.8.7 | 院長ブログ | comment:0

    骨折のプレートがアメリカからやってきました

    paxと申します

    RIMG0016

    取り立てて使用する予定もないのに買ってどうすんだ、という気もしますが

    準備は怠りません

    これで新しい骨折のプレートは当院ではLCP、MATRIX、 TAITAN PAXの4種

    その他の設備で創外固定キット ピンニング各種、X線透視装置など多数になります

    ただ、惜しむらくは大阪という地域は世界中で唯一創外固定といって骨にピンを刺して体外で固定する治療がメインの地域

    これはとにかく材料費が安い!!

    だから

    当院でプレートでの治療を提示すると何故か怒られますが(泣)

    創外固定は通常の昔の板での固定での強度の8分の1の強度しかなく

    さらに今回導入したPAX等の新型のプレートは従来の板での固定の3倍の固定力があると言われています

    単純にバカ計算して3×8=24倍!!

    勝敗は明らかです

    ちなみに、こんな事言っていいのか分かりませんが

    腕の骨折(犬の骨折で一番多い)の話が聞きたくて

    関西の整形の大御所で創外固定の第一人者のセミナーに一昨年参加したら

    中々腕の骨折の話しないなーと思ってたら

    セミナーの最後に

    「腕の骨折(一番多い骨折)に関しては、合併症が多すぎてもう創外固定はやってません、意地になってやってた」

    と決めセリフ

    そして、今年のセミナーでは今回当院で導入した様なロッキングプレートの話を講演してましたわ

    恐るべき変わり身

    ビックリ仰天ついては行けません

    まあ、正直くっつきさえすれば、どの治療でもいいんですが・・・

    例えば

    「俺、1ミリも動かさないっッス」って宣言してくれて

    2カ月間、骨と骨を1ミリも動かさないでいれば、手で持ってようがエアーで固定しようが、くっつく

    それはそれでOK

    ok

    止めません

    ただまあ、常識的に言ってそんなの無理だから、より固定力があって管理が楽な治療を選ぶ

    それが合理的治療なんじゃないでしょうか

    まあ、この辺の器具は趣味ですね

    薬と違ってチタンなんでサビもしないし消費期限もない

    それだけが救いです

     

     

     

東岸和田動物病院

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