院長ブログ

年齢!?関係ないよ

2016.8.11 | 院長ブログ | comment:0

今日、ひさ―しぶりに検診に来てくれたモモちゃん

あんまり来てくれなくて、インスリンだけ取りにきはるから

生きてるんかな、シャブ打ちにでも使われてるんじゃねーか?と心配するほど

(実際は別の飼主さんの散歩情報で生存確認済み)

RIMG0019

当月とって16歳7カ月

現在糖尿病治療を始めて2年9カ月

まだまだ元気です

最初に来た時は9キロで床ズレで骨盤が見えているくらいでしたが、今は元気です

この子を見てつくづく思うのは

年齢を理由に治療を拒否する人の事

たぶん、僕が思うに年齢を重ねて治療が難しくなるのは、加齢によって生体の恒常性が保てなくなるからなんじゃないか

と思います

図にするとこんな感じ

RIMG0022

赤線が体調、黒線は体調が自力で戻せる範囲

年を取ると

RIMG0023

こんな感じ、戻せる範囲がだんだん狭くなっていく

自分の中ではそんなイメージです

例え、死にかけていても自力で戻せる範囲に戻してやれば、

時々点滴なり、インスリンなり補充してやれば、狭い範囲なりに生体の恒常性は保てます

モモちゃんに学ぶ事

諦めるのはまだ早いんじゃないかな

そういう事です

 

東岸和田動物病院

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