GW二日目ですね
特にイベントなし
淡々と診療しております
ただ一応、今日は病院が建って移転してちょうど6年目の日でした
毎年気が付かず過ぎていたので気が付いただけましかも
毎日平穏に淡々と
jojoの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないの吉良義影の生き方
理想です(殺人願望のほうではないですよ)
明日も淡々とやっていきます
2018.4.28 | お知らせ, 院長ブログ | comment:0
GWも通常通り診療しています
よろしければ是非
今日飼主さんに
「ボルダリングやってるんですね?インスタ見ました」
と聞かれて目が点・・・
インスタ確認したら
院長の休日、ボルダリングでタグ付け
メッチャセレブィーな感じで休日ボルダリングしてるみたいな投稿が・・・
こちとら見ての通りのインドア派
クーラーの効いた所以外では運動いたしません
あの写真はたまたま通りかかって500円払ってで生涯最初で最後のボルダリング
意地で登っただけの似非ボルダー
悪しからず
しかしSNS恐ろしいわ
両側の腹腔内陰睾摘出 肛門腫瘍摘出を実施した子の抜糸がありました
陰睾とは正常なら袋の下りてくるはずの精巣が降りて来ず皮下あるいは腹腔内に留まる事を言います
この子は両側が腹腔内にあり、なおかつ肛門腫瘍もあったので開腹術と腫瘍摘出術の両方が必要で、近所の大きい病院2件回って断られてうちへ手術となりました
陰睾は通常通り、肛門腫瘍は大きくて肛門括約筋の3分の1と肛門腺の同時切除が必要でした
術前写真
肛門括約筋は3分の1までは切除出来ると言われていて、2~3日失禁したそうですが抜糸時には回復していました
摘出した精巣
精巣は両方ともセミノーマという腫瘍、肛門は肛門周囲腺腫という腫瘍でした
さて、肛門と精巣どちらが悪性でしょうか?
たぶん肛門の方を悪性と思われる方が多いと思いますが
答えは精巣が悪性、肛門の腫瘍は良性です(見た目、症状は痛々しいですが・・・)
陰睾は4~10歳で60%が腫瘍化すると言われていて、精巣腫瘍の10~15%が転移を起こすと言われています
特に腹腔内や皮下の陰睾では術後の転移確率が高くなるため 術後の抗がん剤が推奨されます
また肛門周囲腺腫も性ホルモン依存性です
つまり去勢をすればこれらの腫瘍は防げます
去勢しましょう
本日オチはなし
マジです
フェレットの異物を摘出した子の抜糸を行いました
最近フェレットの消化器疾患が続いています
何でだろう?
フェレットも犬猫と同じように異物やジステンパーなどの感染症で消化器症状を起こします
先月診たジステンパーの子は何故か治っちゃった
不思議です
さてこの子は嘔吐と下痢で虚脱して来院
レントゲンとエコーでは異物が見つからなかったのですが
異物が怪しかったのでバリウム造影を実施しました
超音波検査やCT検査 X線検査で検出するのが苦手なものに胃内のX線透過性の異物(綿や毛玉)がありますが、当院ではX線透視装置を用いる事により、無麻酔で簡単に閉塞や異物を診断しています
透視を用いると通常のバリウム検査に比べて 動的に見る事ができるので圧倒的に早く診断できます
バリウム投与後3時間後
なんか胃にあるよね?
この時点で腸での閉塞は無かったので一晩点滴、回復を待ちました
翌朝
いい感じで水が抜けてカチカチに
こりゃ出ないわなというわけで手術を実施
結果、毛玉による消化器症状でした
その後無事回復、本日抜糸となりました
当院ではフェレットなどのエキゾチックアニマルはもちろんの事、犬猫の消化器疾患に関しても
X線透視システムを用いて無麻酔での診断を迅速に実施しております
嘔吐、下痢の際は御相談下さい
さて、お気付きの方もいらっしゃると思いますが
今回youtuberデビューいたしました
これにて獣医は廃業
youtubeで一攫千金目指します
なんて嘘です
真面目に頑張ります
勉強会に行ってきました
内容はヘルニアについて
今日は会場の変更に伴って電車で行けるようになったので電車で初参加
時間は車で行くより短かくなりました
冒頭
スライドに出てきた言葉がこれ
acute on chronic disease
慢性疾患の急性憎悪の意味です
ほとんどの病気が慢性経過をたどり、その後急性の増悪をする
ほとんどそういう経過をたどるのでその前に治療する事が重要です
ただまあ、セミナーでは
「プロなら飼主の気がつかない徴候をとれ、誰でもわかる嘔吐・下痢なんかの症状では遅すぎる」
と言われるけど
盛大に吐いたり下痢したりしないと中々治療させてもらえないのも事実
難しいところです
後ろの席では
「新卒獣医何人入った?」
就職してすぐにワクチン打ちに行って、こいつを見ながら乳腺腫瘍について説明したのは遠い過去
あのころ僕らはアホでした
新卒獣医なんか何も知らんからね
新卒の方が新しい知識持ってるとか、もうウソウソ
あれから大分知識、経験を積みました
より良い医療、まだまだ目指します
今日は猫の去勢手術でした
当院では、体が楽になるように術後はICUで少し濃い濃度の酸素を吸ってもらい保温を実施しています
基本的にしばらくICUに入ってもらい、手術部位によってはエリザベスカラ―を装着したり、消毒したり
術後管理はかなり重要です
たまに
手術の予約は飼主本人が来て
手術当日になっていきなり
「私これから海外行くんで、迎えは息子の嫁が来るから旅行中にやっといて」
なんてセレブな方もいらっしゃいますが
内心
アッチャチャ~嫌だな
と思ってしまいます
息子の嫁はバっチャンの犬なんか屁とも思っとらんけんね
術後・・・大事です
自分の子供は守りましょう
ついでに、抜糸は約10日から14日くらいです
「早目に抜糸していいですか?」
とも聞かれますが、身体が決める事
僕に聞いても変わりません
今日は胆嚢炎からの胆嚢摘出術を実施した子の抜糸がありました
数値も落ち着き元気です
元々この子は嘔吐が主訴で来院したのですが、その時点で肝数値がかなり高く
炎症の数値も測定上限を超えていました
その後、症状は落ち着いたのですが、炎症の数値が治まらないため手術を奨めていました
症状がなければ経過観察される事の多い胆嚢炎ですが、多くは開腹すると
こんなんなってます
肝臓や胆嚢が他の組織と癒着してエライ事になってます
根っこが見えません・・・(泣)
これはほっといたらいけません
こんなんなってるのはある程度予測がついていたので手術を奨めてはいたのですが
俺のツラが悪いのか説明が悪いのか中々同意が得られず・・・
他院で
「東岸和田さんは腕がいいからやってもらった方が良いよ」
って言われたとたん手術同意がとれ実施
なんだろな?
僕、結構ボーっとしてそうに見えますが
実は、練習試合に負けても本番の試合では勝っちゃうタイプなんだよね
古くは
中学では練習試合では5連敗するも(俺悔し涙流す・・・)本番では全中二位のチームの中堅に一人だけ勝ち(大将戦で引っ繰り返され1-1の本数負け、けど逆に今度は泣かしたった)
高校卒業後は一日18時間勉強して偏差値30以上あげて合格、入部した剣道部で、その年のインターハイ団体、個人 選抜 玉竜旗のチャンピオンになった選手と一本ずつ取り合って引き分け
極真空手の新人戦では準決勝で信じられんくらいボコボコにされつつ、再再延長ラスト30秒でボコボコに仕返し
「勝負に負けて、試合に勝った」
と言われた男
勝負所では雰囲気変わるようで
「全然違う」
とか
「三味線弾いてんじゃねー」
と良く言われます
まあ
見てくれは悪いが結構やります
お任せあれ
今日は休診
難波ジュンク堂へ医学書を立ち読みに
帰りがけ
東南アジアの人に道を聞かれ(あの辺歩くと結構声かけられます)
道教えてくれとの事
聞いたら
「where is yosinoya?」
とさ
思わず
「gyuudon?」
て聞いたら
「YES」
とさ
しかも地図無し
難波知ってる人なら分かると思うけど
英語で吉野家の場所あそこから説明するの難しくないっすか?
たぶん日本語でも難しいと思う
一応
「there is a yosinoya around nankai nanba, over there」
って答えといたけど
よー考えたら道一本渡った反対側にはすき家があったんだな
こないだは夜の11時近くにJR難波近くで声かけられ
「日本橋へ歩いて行きたい」
とまた地図無し
いや無理でしょ
「TAKE TAXI」
って答えておいたけど
親切心ッスよね
まあ地図くらい持ってあるけよな
って感じです
俺は悪くない