最新の診療設備を揃えております
当院では動物たちの命や健康を守りたいという思いから、それに対応できる最新の設備を導入し、最新の知識と経験を共に活用することによって、あらゆる事態に迅速に対応できるように備えています。
主な設備機器
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- リーガシュアトライアッド
- 今現在で人医療レベルでの最上位機種の電気メス、血管シーリングシステムです。全国の動物病院で20台程しか導入されていません。
電気メスの機能として1秒間に3000回、体に流れる電圧、電流をチェックしコントロールすることによって組織を傷めず、良好な経過が見込めます。
血管シーリングは糸を使わず血管を止める事ができるため、体内に残す糸をなくす事によって最近話題になっている縫合糸反応性肉芽腫を防止するとともに、大幅な手術時間の短縮が望めます。
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- X線透視装置(C-アーム)
- リアルタイムにレントゲン透視を行えます。整形外科、血管外科、フィラリア症の摘出術を安全に実施できます。
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- 麻酔器
- 当院では麻酔器2台を常備しております。写真の麻酔器では、
1)調節/補助モード(従量式)
2)SIMV(同期型間欠的強制換気)
3)PCV(従圧換気)
の3モードを状態によって細やかに使い分ける事によって、麻酔維持期の麻酔量の減量、覚醒時の安全性が高めることが出来ました。
避妊去勢はもとより状態の悪い子でも、より安全に麻酔をかけられるようになりました。
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- LIPUS(低出力超音波骨折治療器)
- 骨折治療に用います。人間の医療の方で先進治療として保健適応となっています。
一日20分程度ジェルをつけて照射することで骨折の癒合期間を40パーセント短縮します。
ベッカムや松井秀喜も使用していた機械です
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- 生体モニター
- 手術中に体の状態をモニターする機械です。心拍、酸素飽和度、二酸化炭素濃度はもちろんの事、血圧、体温、麻酔ガス濃度もモニターすることによって安全に麻酔を実施できます。
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- マイクロエンジン
- 主に整形外科で使用します。骨切りや骨折時のドリリングなどの時、あるいは椎間板ヘルニアの時などに使用します。
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- ガス滅菌器
- 温度に弱い手術器具を滅菌するのに使用します。
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- 血液生化学検査機
- 肝臓や腎臓などの内臓の様子を見るのに使います。
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- 自動血球計算機
- 貧血、炎症の有無を見るのに使用します。
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- 動物用X線照射機及びエコー検査機
- 動物用のX線照射機を使うことによって、低線量での撮影が可能となりました。
また、超音波検査機では内臓の様子をリアルタイムで診断できます。
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- CR
- レントゲン画像を電子化して管理しています。
現像の必要がなく、撮ってすぐに診察室で見ることができます。
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- 電子カルテ
- 電子カルテを導入していますので、会計時の待ち時間の短縮、診察データの保管が容易であるなど近代化を図っています。
また画像診断ソフトOsiriXを導入していますので綺麗な画像を素早く見ることができます。
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- オートクレーブ
- 手術器具を熱で滅菌します。
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- AP水生成装置
- 電解水を作成します。あらゆるウイルス、細菌に有効で院内の消毒や傷口の洗浄にも用います。もともとは人間の歯科に用いられているものなので口に入っても安全です。
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- 自動分包機
- 薬を分包します。
人の薬局で使用されているのと同じ物になります。
必要に応じて、投薬日、患者名を記載できます。
薬の量が多い時などに、飼主様の待ち時間の短縮が望めます。
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- ギブスカッター
- 皮膚を切ることなく、硬いギブスのみ切ることができます。
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- バリオス750(超音波スケ―ラー)及びLED照射器
- スケ―ラーは歯石の除去、抜歯の際に歯根膜の剥離、照射器は歯冠治療、犬歯の切断、歯髄療法等の際にレジン等を光で硬化させるのに使用します。
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- サージカルルーペ
- 手術用拡大鏡です、マイクロサージェリーに使用します。