症例
15歳雄 ミックス 12キロ
持続するビッコを主訴に来院 触診及びレントゲンで脛骨が前方にスライドするドロワ―サインを確認、手術を実施した
経過
2週間安静、次の4週間はリードをつけての歩行を指示
経過良好、関節サプリのみ継続
前十字靱帯とは大腿骨と脛骨を繋ぐ靭帯で脛の骨が前方にスライドするのを防ぎます
治療法には内科的な保存療法と外科的整復があります、小型犬では保存療法が選択される事も多いですが、保存療法中に半月板を損傷すると治りが悪くなる事があるので個人的にはやった方がいいと思ってます
また体重のある程度ある子に関しては基本的には内科療法は選択されません
手術法は色々ありますが、当院では大径ナイロンとクランプを用いる、米国SECUROS社製のシステムを導入しています
ビッコがある場合は御相談ください