症例のご紹介

先天性巨大食道症に対する胃瘻チューブ設置

2016.2.19 | 内科 | comment:0

症例

9歳雌 シーズー 体重1.9キロ

先天性に食道が拡張して食事が胃に入らず、誤嚥性肺炎を起こす巨大食道症に対して内科的に管理していたが、誤嚥性肺炎がコントロールできないため、極小犬でかつ肺炎が重度であったが胃瘻チューブ設置及び、細菌感受性試験を実施した

オノデラ プリン428

CIMG2404

経過

感受性試験に基づいた抗生物質投与を実施

術後第54病日 体重2.4キロ 間欠的に食道に貯まった唾液を吐くが経過良好

この疾患は食事が採れない事による衰弱とそれに伴う誤嚥で死亡する事が多い疾患です

食後に立位にするなど内科的に管理される事が多い疾患ですが出来れば胃チューブを入れた方が管理しやすいです

胃チューブ等の栄養チューブに関しては見た目が痛そうなどと、オーナー様の抵抗が非常に強いのですが、やはり入れられるなら入れてあげたほうが良いでしょう

あとは三大欲(食欲、性欲、睡眠欲)の一つの口で味わうのを奪うくらいなら死なせてやった方がと言う意見も良く聞きますが、基本的に栄養チューブを設置していても口から食事はとれますし、足りない分を栄養チューブで補う感じです

大体、周りを見てください。不眠症の人だって、拒食症のねーちゃんだって、イ●ポのおっちゃんだって立派に生きてるっしょ

そんなんで殺されたらたまらんわと思うのは僕だけでしょうか?

 

 

 

 

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