今日のお昼は内視鏡と食道カテーテル設置でした
内視鏡はまあいいとして
食道カテーテルについて
今日は写真撮り忘れてNO IMAGEですが
食道カテーテルとは首から食道にカテーテルを設置して給餌する胃ろうの食道版
メリットは設置が簡単な事、万が一ぶっこ抜いても合併症が起きにくい
胃ろうチューブだと穴が安定するまで2週間は必要で万一抜いたら腹膜炎など重篤な合併症がおきてきます
当院では給餌が大変そうな症例 長期的給餌が必要な症例にはさっさと入れる様にしていますが
これがまた中々飼い主さんが同意しない(今日の飼い主さんじゃないよ)
設置しても動物はあまり気にしないことが多いのですが
見た目が可哀そうらしい
それに
「そこまでして延命しても、本人が望まない」
ともよく言われます
けどさ、これってメシがとにかく食いたくないだけで、死にたいとはこれっぽっちも思ってないんじゃないの?
投薬もできるし、お互いストレスもなくなるし ご飯も食べれし
薬が効くまでとにかく体力を維持しないといけない病気もあるわけで
突き詰めていくと
見た目が可哀そうな状態を見る自分が可哀そう
という動物じゃなくて飼い主の心のありようの問題だったりします
こういう事いう俺ってなんてゲスなんだとも思ったりしますが
仕方ありません
必要な時はさっさと入れましょう