昨日は午後を早引けして難波に勉強に行ってきました
内容は外科疾患について、一般診療で出来なければならない手術を順繰りに一か月に一回学んでいくというセミナー
今回で5回目になります
本来は若手向けセミナーですが、出席してるのはイツメン 薄らはげのおっさんばかり頑張ってます
僕個人は一般獣医からみたら相当広く外科疾患に対応していますが
外科好きでもなんでもない
散々叱られた師匠から唯一
「ムカつくけど、お前には外科の才能がある」
と言われたことを信じて頑張ってます
世の中は専門医制度に向かっていますが
開業する時におもったのは
犬の頭数は2013年に1062万頭だったのが2017年には892万頭(86%に減)
猫の頭数は2013年に937万頭だったのが2017年には952万頭(1.6%増)
これってすごい凄いことで犬の平均寿命が14歳なので
出生数をXとすると、今までの出生数を一定として1とすると
5X+9=14×0.86 でX=0.6
今までの6割しか生まれてないって事になるわけで
最終的には犬は今の6割の数になるはず
病気は確率なんで、出生数が半分になれば病気の発生数も半分になるわけで
専門だ、眼科だ。救急医療だ、皮膚科だ、10万頭に一頭の病気で俺しか治療できないとか言ったってそもそも病気が存在しない
なんてこともあり得るわけで
本当はなんでも対応するプライマリー医が必要なんだと思います
特に最近はデバイスが進化、安くなってきて、iPhoneの接続できる眼科器具、エコー
遠隔診断etcネットで遠隔地のセミナーに参加できるなど環境が整ってきました
ちなみに通常の動物病院の売り上げの6-7割が犬なので
今の売り上げを10とすると
最終的には4(猫)+6×0.6(犬)=7.6~3(猫)+7×0.6(犬)=7.2
値上げしなかったら将来的には売上は7~8割になっていく
オワコン業界です
まあこれが加計の嘘なわけで
特に予防中心の数に頼った大型病院は苦しくなるんじゃないかな
これからは個の時代
これ僕の予想
ちなみに、いまだに理解出来んのが、大きい病院てだけで二時間待ち、手術もできない新米の獣医に診察して手術の相談したりして
牛丼屋で二時間待つような事する人
あんまり合理的じゃないよね
僕は何でも対応できるプライマリー医を目指します
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