うちにはワンちゃん、猫ちゃん含めて糖尿病の子が結構多いんですが
猫ちゃんに限っては結構治ります
ワンちゃんは治りません、維持するのみです
理由は色々あり、①猫はインスリン分泌能が残っている場合が多いこと、②グルコトキシックと言って血糖が高すぎると自力で下げることができなくなる事や、③膵炎の関与が言われていますが、猫の糖尿病は適切に血糖値をコントロールしてあげると3分の1くらいは治ると言われています
この子もそう
診断したのが12~13歳時、2012年の12月なのでかれこれ1年4カ月かけて治ったことになります
前もってお話はしているのですが
大体、血糖値がうまくコントロールされていると、そんな話をされた事を忘れたころ
いきなり低血糖で虚脱
治ってしまう事が多いようです
正直、これがくると飼い主さんは焦りますが、僕は内心「シメシメ、治ったかな!?」と思います
今年の初めに14歳の柴犬で、
糖尿病と床擦れと低体温で入院していた子も、床擦れも完治、3カ月かけて歩き始めました
内科は地味で、余り理解されませんが、診療のなかで見えない所に色々伏線を張りながらやってます
御来院の皆さま
もう少し信じてね