院長ブログ

会陰尿道瘻造瘻術(他院で手術後2カ月での再発、再手術)

2015.4.19 | 軟部外科, 院長ブログ | comment:0

13歳の7キロの大きな猫ちゃんの会陰尿道瘻造瘻術を実施しました

会陰尿道瘻造瘻術とは猫の尿石症からおしっこが詰まって出なくなった時に実施する手術

今回は2か月前に他院にて手術を実施するも再閉塞してショック状態を起こしていた子の手術でした

CIMG1988

《術前写真》:完全に班痕化して尿道も何も分からず、おしっこも出ずショック状態でした

実は自分、尿閉解除(尿道閉塞の事)は大得意で、勤務してた時も解除できなければ呼ばれるくらいだったのですが

この子のように包皮も尿道も全部切除されていて尿道が完全に見つからなければ手術せざるを得ません

CIMG1989

《術中写真》;かなり奥まで繊維化していて、坐骨海綿体筋等を切除しても尿道が短く、おなかに尿道を開口する腹部尿道瘻も検討しましたが術後のQOLと生存期間を考慮して通常どうり会陰尿道瘻を作りました

CIMG1991

《術後写真》:太いカテーテルが入るくらいまで拡張しています、見た目は女の子のようになります

CIMG2001

《術後1カ月半》:きちんと開口しています。

この疾患は基本は内科管理ですが、いざという時にはこのような手術が必要です

猫の尿石症の時、あるいは手術しかないと言われた時

御相談ください

基本は内科管理だと思いますので、僕だったら詰まってるのを解除して手術を回避できるかも・・・

です

ついでに、皮膚病なんかで抗生剤を色々ずっと多様しているかた

この地区で開業して3年位の経験ですが多剤耐性菌の発生率が半端ないです

おそらく獣医師側の問題ですがいざという時に抗生剤が効きません

ご注意を

 

 

 

 

 

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