当院の裏風景
看護師さんがアイロンがけ
何をアイロンしているかと言うと
お金!!
当院では受け取った紙幣は次亜塩素水(AP水)に浸漬後
アイロンで乾燥してお渡ししています
たまに焼き過ぎてスルメ状のものやほんのり湿っているものもありますが
どうもすいません
ただし
基本的にコロナフリーです
安心してご来院ください
今、噂の中性電解水 AP水生成装置が搬入されました
ベトナムからの部品の遅れで1カ月遅れでしたが無事搬入
元々1台持っていたのですが、開業以来使用してきたのでこちらは部品交換、ついでに負担を減らすため2台体制になります
最近コロナには効かないとか色々言われていますが
本当は色々論文が出ていて
直接コロナに効く論文も出てるし
酸化力で殺菌してるので耐性ができにくいのと
エンベロープのないウイルスに効くのに エンベロープのないコロナに効かないわけねーじゃん
ってのは結構分かり切った話なんですが
なんでこんなバカな話が出てくるんでしょうね
分かりやすく言えば
バット持ってる人がいて、クマが殴り殺せるなら人も殴り殺せるでしょ
っていう話だったりします
当院ではオペレーションを見直して
感染者がきても移されない スタッフが感染していても飼い主に移さない仕組みを構築しています
第二波
恐ろしいですが
人は、現実を変える力がない、無力だと悟った時
恐怖に屈する
そういう生き物だと思います
俺は負けねーぞ♥
まだまだ警戒中です
獣医師としてとか書いてますが、獣医業界全体のコンセンサスではありません
私的なコロナ観
僕の意見です
何故、慌てふためいて誰よりもフェイスガードやらガウンやらをかき集めたか
言い訳ですが書いていきます
理由その1
病原性について
コロナの致死率は治療したら約2~3パーセント 医療崩壊を無治療と言うと医療従事者に怒られるけど
イタリアなんかは医療崩壊して10%越え
これし、大体他の感染症だとどれくらいか?
僕の知識の範囲だと
エルトール型のコレラがこの位
治療すると2パーセントくらいの致死率で無治療だと10%くらい
医療崩壊と言ってもなんかはやってるだろうし
コレラなら治療は点滴、抗生剤でウンコ垂れ流してれば治る上に
基本は下水管理で収束するけど
コロナは接触、飛沫感染で治療法がなくて人工呼吸で意識消失下で3週間
まあこんな感じです
やばくないですか?
理由その2
ここから獣医師目線
他の動物のコロナウイルス感染症と比較した
コロナ、動物もあります
犬も猫も
人と同じで大概病原性が強くない、大体下痢くらい
ただ、猫のコロナウイルス感染症は別
通常は病原性は弱いけど 突然変異で病原性が強くなって腹水や胸水が貯まったり、体内に肉芽腫を作ったりして致死率ははほぼ100%です
年齢も決まっていてほとんどが若い子だったりします
その本体は免疫複合体介在性血管炎を特徴とする慢性進行性疾患と言われています
学生時代の伝染病の教科書を引っ張りだして発症病理をみると
経口または経鼻感染したFIPVは、まず上部気道あるいは腸の上皮細胞で増殖する
ウイルスは、粘膜バリアーを通過後、マクロファージに感染し、、血流を介して全身の標的臓器に広がっていく
以下略
続き)
ウイルスの感染によって産生された抗体が血中や血管周囲に遊離するウイルスと結合し免疫複合体を形成する。この免疫複合体が小血管壁やその周囲に付着し、そこに補体が結合する事によって脈管組織が障害され、脈管炎や血栓形成をきたす
(動物の感染症 近代出版より)
今、コロナの病態が分かってきて
血栓形成と血管炎が原因と言われていて
これ、種が違うから症状出るところが違うだけで似てないですか?
最初からサイトカインストームが原因で肺炎起こしてるって話が出ていて嫌だなと・・・
だとしたら感染後の晩発の合併症、例えばSLEとかリュウマチとか自己免疫性疾患が将来出そうじゃないですか
ついでに肺での増殖ばっかり言われてるけど、元々コロナは下痢のウイルスで
ノロウイルス感染症は発症終了後1週間で糞便中のPCRは陰性化しますが、
コロナは大体平均22日
腸管上皮のターンオーバーがたしか2~3日だったと思う(うろ覚え)
絶対腸でも増殖してるよね
だから僕は公衆トイレも行きません
その3
感染は拡大するか強毒化するか
俺の見方
大体ウイルス学者なんかは将来的には弱毒化すると言ってますが
どうですかね
ウイルス自体はただの自己増殖プログラム
増殖の過程で遺伝子はランダムに変化、自然淘汰圧によって優勢な型が決まってくるわけで
感染拡大期には分裂が盛んな方に有利で淘汰圧がかかりやすくなるし、収束期には分裂がゆっくりな方が有利で淘汰圧がかかるだけで
ウイルスの意志とか、ウイルスには損とか言ってる学者には疑問を感じます
これって砂とか雲とかじっと見てると顔が見えたり、犬が見えたりしてくるのと一緒じゃないのかな
人類は感染症を乗り越えてきたとか言ったってたまたま生き残っただけで
いまでも感染症に適応できずにうっかり絶滅しちゃった両生類の話とか結構あるからね
たとえ適応したとして
10世代あとに適応しても今を生きる自分には関係なし
ついでに
人間はライフスパンも長いし 繁殖力も大したことないから
ネズミとかと同列には語れないし
100年後に適応したとして
遺伝子調べたら田中さんの遺伝子しか残ってなくて
人類は感染症を克服した
最高!!
とか言われても平井の僕としては困ってしまします
というわけで今後もしばらく誰よりも早く対応していきます
宜しくお願いいたします
非接触を進めるためにちょっとした改装をしました
第2診察室にモニターを設置
従来通りカーテン越しに診察します
これで、レントゲンや動画をお見せできる様になりました
元々すでに第3診察室を改良、ビニールカーテン越しに診察を行ってましたが
パソコンがなかったのでレントゲンなどが見せられず
ご迷惑おかけしました
結構な数の動物病院のブログで
「動物病院は3密が避けられない」
とか当たり前に書いていますが
そりゃ、お前の病院が狭くて、ブラックで小汚いだけだろ
勝手に一般化するなよな
知恵を絞れば解決策はあります
とか書いたら怒られるので止めときます
来んかもしれんけど第二波に備えます
宜しくお願いいたします
久しぶりの投稿
当院、コロナの影響で息を潜めておりましたが
日本獣医師会の多くの病院が診療規模を制限するなか
実は予防や避妊去勢も含めて通常診療をやれています
リスクが増大する中
アクセル踏むほど馬鹿ではないため
黙ってもくもくと元々の患畜の子のための診療を実施しておりました
まあ、どうしたって一人の力には限界はあるので、岸和田中の動物救うことは不可能
当院の患畜が守れれば十分
そんな自意識過剰な事は申しません
実は、開院当初から、感染症対策には力を入れていたため
今、話題のAP水(中性電解水)の精製機を隠し持ち、設計時には設計者が怪訝な顔をされたくらい
対象が犬猫の感染症から人に移っただけ
物資が続く限りはリスクはアンダーコントロールと判断しています
来ている人は分かると思うのですが
通常診療を行っていて家族と従業員以外で僕に近づくのは
不可能
ゴルゴ13ばりに人を寄せ付けない構造になってます
しばらく格好も謎の中国人か北斗の拳のトキかって格好で診察しておりますが
宜しくお願いいたします
謝 謝
謝謝の図