今日のお昼は麻酔モニターの会社の方に麻酔のセミナーを実施してもらいました
内容は麻酔のモニタリングについて
昨今、獣医療の中でも麻酔に関心が深まってきてまして
結構喧々諤々、どの薬がいいとか、どの方法がいいとか色々あります
ただ、人の麻酔見ると薬のコンビネーションはあんまりバリエーション多くないんだよな~
結局、一般の人が思う麻酔のイメージって痛み止めればいいんでしょ、寝ればいいんでしょ
って感じだと思うのですが、個人的意見としては麻酔って
「麻酔をかけたときにおこってくる痛みや循環動態の変化や呼吸管理の悪化などを含めた有害侵襲をコントロールする技術」
だと思ってます
そういう意味ではモニターの管理ってのは一番重要で、チームとして意見を統一しておくことは非常に大事です
今回のは看護婦さんもかなり勉強になったんじゃないかな
「安全な麻酔薬は存在しない、安全な麻酔法もない、存在するのは安全な麻酔医のみである」
だそうです
明日からこれを生かして頑張りましょう
これに関係して術中の麻酔モニターの記録を希望者に有料でお渡しします
見ても分からんかもしれませんが、データを渡すのに結構お金がかかると思っていたのですがそうでもないようです
希望者はお声掛けください
東岸和田動物病院はエビデンスに基づいた開かれた獣医療を目指します
よろしこ!!