院長ブログ

乳歯遺残の影響

2017.10.7 | 院長ブログ | comment:0

今日のお昼は皮下に精巣がトイプードル、8カ月の去勢手術と乳歯遺残の抜歯でした

皮下に精巣があるのも問題ですが、今まで何度もブログに書いてるので割愛です

今回は乳歯の遺残の影響について

犬の永久歯は人と異なり、乳歯と永久歯が同時に生える期間があり、まれに乳歯が抜けなくて、歯の間に歯石が貯まりやすくなったり、歯並びが悪くなったりします

今日レントゲンを撮ってみて

パソコンにうといので本来なら→なんかを付けるべきなんでしょうが

右にある大きな永久歯の犬歯、次にその左の乳歯の犬歯 、その次の次の歯

本来ならニ根歯といって根っこが二個あるはずが一個しかありません

おそらく、乳歯の遺残でスペースがなく圧力で出来なかったものと思われます

乳歯と永久歯の共存期間はそれぞれの歯で決まっており、それ以降は基本抜けません

乳歯抜歯は去勢、避妊と同時に実施する事が多いのですが、本来は手術時期が異なっており、抜歯は抜歯で実施した方が良いそうです

また、

八か月なのにもう歯石が付いている

データによると2歳以上の80%以上の子が歯周病を持っていると言われます

この子は歯みがきと定期的は歯周病ケアが必要になると思われます

歯周病

侮る事なかれ

 

 

 

 

 

 

東岸和田動物病院

岸和田市土生町2-30-15(イオン近く)

TEL. 072-438-7878

土・日・祝も診察中

診療時間