院長ブログ

腸捻転 腸管切除 端々吻合

2017.9.9 | 院長ブログ | comment:0

久しぶりに真面目なブログ

今日は腸捻転で腸管切除した子の抜糸でした

経過は良好

元気です

腸捻転とは腹腔内で何らかの理由で腸がねじれて閉塞を起こす疾患をいいます

この子は午後6時に来院、7時半には診断、ドカっと輸液して九時には切り始め10時半には手術終了

当院では異物や腸閉塞の診断にエコー検査と特殊な造影剤を使ったX線透視(動画で見れるX線、持ってる所は少ない)を用いて迅速な診断を可能にしています

この技術、自慢

普通の病院ではバリウム検査やCT検査で確認するんですが、バリウムは診断に時間がかかるし、CTはそもそも麻酔が必要です

その点うちは造影剤のんで台の上で寝ころがせるだけ

簡単、迅速です

開けてみたらこんなんでした

完全に腐ってる!!!

結構な量の出血も!!

こんなんゆっくり普通の病院みたいに診断してたら死んでしまいます

ちゃっちゃっと腐った所を切除、吻合して終了

来院されている飼主さんは分かると思いますが

当方、イケメンでもないし、口もうまくないし、接客上手でもありません

性格も、学校の先生や怖い先輩方から

「いい根性しとるやんけ!!」

と言われたことはあれど

いい性格してるとは言われた事ない

ただし、キチンと検査して、キチンと治す

腕は確か

ご信頼下さい

 

東岸和田動物病院

岸和田市土生町2-30-15(イオン近く)

TEL. 072-438-7878

土・日・祝も診察中

診療時間