ようやくホームページの診療機器の部分を追加しました
個人病院としてはかなり充実してきたと思います
100人の獣医師がいても内視鏡がなければ胃腸はみれないし
どんな外科医でも血管シーリングシステムのリガシュアの止血速度、安全性にはかないません
また、手術でも動物は体が小さいから、術野が狭く、人間のように沢山の助手が入ることはできませんのでやはり機械化が重要です
腫瘍焼烙療法のように、他ではできない事もやっています
一人獣医師なので1000本のワクチンを一日で打つような作業はできませんが
対面で一匹ずつ丁寧に慎重に診て、治療効果をみながら一つずつ治す仕事なので
これで不足はありません
緊急で待ったなしの症例に関しては、いついかなる病気でも受け付ける設備、準備はしていますが
トリアージして緊急性が少なく、他に回したほうが安全な子はご紹介します
人間は莫大な税金を投入しても医療費をまかないきれませんでした
負担を少なくして早く治して、痛みや苦しみから解放するというのが、もちろん一番の理由だとは思いますが
人も動物も寝ているだけで労力や費用がかかるので、早期離床のために腹腔鏡などのデバイスが普及してきた面もあると思います
せちがらいですが、とくに獣医療は費用、労力に限界がある事から尚さら早期離床、早期治癒のために負担の少なくする機械が重要だと思います
結局早く治す事で皆がハッピーになるんじゃないでしょうか?
偏った考えかもしれませんが、今後も努力していきたいと思います