今日で新しい病院に移ってちょうど1年になりました
周りの人には一年経ってどう?とか聞かれますが
自分的には木下書店さん二階で診療していた時と変わらず
毎日、一件一件丁寧に見ていたらいつの間にか一年が経ってしまった様な気がします
最近は、勤務医時代に診させて頂いていた患者様が
別に、身を隠していた訳ではないのに
「見つけましたよ」
と言って、わざわざ市内からお越し頂く事が多くなってきました。
そういう意味では少しずつ知名度も上がってきたのかな、と言う気もします
写真は昨日来られた子で、先天性の巨大食道症の子です
この病気は食道が広がって、ご飯が喉を通らず、肺炎を起こして死んでしまうことの多い病気です
初めて見た時には500g程度で手のひらに乗るくらいの大きさ、ご飯が食べられず誤嚥性肺炎で死にそうでしたが、今年で6歳、まだまだ元気です
ついでに、この飼い主様のご実家の子も16歳時に脾臓のかなり大きな悪性腫瘍を摘出
今年20歳になって足腰は弱ってきたそうですが元気だそうです
こういうのを聞くと元気が出ますね
この仕事、命を預かる仕事ですから結果が重要です
一途一心、今日も明日も命を繋ぎます