雄猫の尿道結による閉塞に実施します
従来の方法では尿道の先端を切除、直接皮膚に縫いつけるため、皮膚の尿焼け、また体内の深い所から尿道を皮膚表面に持ってきて縫うため閉塞のリスクを伴いましたが、閉塞部位である陰茎から包皮を取り外し尿道の広い所と包皮粘膜を縫いつける事によって比較的自然な排泄経路を確保する事ができるのと、外観を自然に保てます
術前)
術中所見)
術後写真)
従来法と比べ、手術テクニックが必要なため、実施している所は少ないですが
特別な理由がないかぎり、包皮粘膜を利用した手術をオススメいたします