今日は歯科手術の検診
最初は単純なスケーリングのつもりが、思わぬことになって、俺も飼い主様もお疲れ様でした
歯磨きを頑張ってくれてる飼い主様なので見た目はそんなにひどくない
けどよく見ると
下の犬歯周囲の歯肉が歯周病で重度に後退しています
レントゲン撮ると
右
左
完全に歯槽骨が歯周病で骨融解しています
こういうのはレントゲン撮らないとわかりません
下顎犬歯の抜歯は難度が高く、この位骨融解が進んでいると骨折の危険があるうえ、通常の抜歯器具では抜歯が困難です
抜歯後
見るからにヤバいですよね
この子の場合は7本抜歯、4か所のフラップ手術が必要でした
当院では難しい処置も当たり前みたいにやってるけど、別に当たり前じゃないからね
こうなる前に定期的にスケーリングを実施していきましょう、