院長ブログ

猫難治性口内炎

2013.5.30 | 軟部外科, 院長ブログ | comment:0

猫難治性口内炎に対して全臼歯抜歯を実施しました

猫難治性口内炎とはリンパ球性プラズマ細胞性歯肉炎とも呼ばれ、激しい疼痛で採食困難、流涎、体重減少を示す疾患です

原因としては口腔内細菌の関与、ウイルスの関与、免疫反応の異常などが挙げられていますが不明な点も多い疾患です。

治療としては、歯石の除去、抗生剤、ステロイドなどが行われていますが、一時的に良くすることは出来ても完治は困難な事が多く、奥歯を全部抜く全臼歯抜歯や全部の歯を抜く全顎抜歯の実施が勧められています

今回は15歳と高齢の猫ちゃんですが、全臼歯抜歯を実施しました

 

術前です。写真は消毒した後なので、余り出血が目立ちませんが、実際はかなりの出血と炎症が認められました

今回は侵襲度を考え、全臼歯抜歯を実施しました

全部の臼歯を抜歯しますので、術前に神経根ブロック注射、非オピオイド注射など複数の鎮痛法を駆使します

 

術後の上顎です。抜歯部位を縫合しています

今日は術後3日目の検診でしたが、良く食べれるようになり改善していました

侵襲度の大きい手術なので、簡単にどうですか?とは言えませんが

経験上、かなりの子が改善します

お困りの方も多いと思います

どうでしょうか?

 

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